メタタグNoindex効果は7日目に発動した
ファンブログでの旧ブログ、
「パート派遣主婦のぐーたら子育て生活」の記事を
「ファンブログ雑記帳」を主とする、
ココロデザインの各ブログに移動したのが、
先月、1月23日の午前のことでした。
各ブログで複製した記事を公開するのとほぼ同時に、
ファンブログ全記事のヘッダ情報に、メタタグの noindex を記述しました。
Google Analytics で見た、ファンブログの訪問数データです。
今まで『パート派遣主婦のぐーたら』で検索をかけると
検索TOPに出てきたブログのメインページが
23日から7日目、29日に検索にかからなくなりました。
その日までにも、タグ追加後、記事によって
検索順位が少しは下がったりしていましたが、
はっきりと効果が見えはじめたのは、29日です。
今でも、キーワードによっては、まだ検索にかかりますし
まったく検索来客がないというわけでもないのですが、
ページランクも0に落ちましたし、
noindex の効果は、しっかり出たと言えると思います。
今までのインデックスがありますので、クローラーの巡回で、
短期間にカバーしきれない部分はあるのでしょうね。
*****
で、なぜメタタグの noindex をファンブログに記述したかって
いう話です。
noindex タグは、検索結果に出したくないページがあるときに使います。
Google のウェブマスターツールのコンテンツに関するガイドライン
「重複するコンテンツ」によると、重複コンテンツとは、
”ドメイン内または複数ドメインにまたがって存在する、他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのまとまりを指します。”
とあります。
Googleさんが目指しているものは、検索ユーザーの
利便性を向上させることです。
ググった時、ほとんど同じ内容のページが大量に検索結果に
並んでいたら、腹が立ってきませんか?
URLが違う、同じ内容のページを検索結果に表示させないようにするため
Google は重複コンテンツを見つけると、
代表的だと思われる1ページだけを検索結果に表示させ、
他のページは表示させないようにしようと、日々がんばっているんです。
*****
サイトの運営者は、このページが代表ですよ、
と指定することができますし(正規化)、
このページは、検索結果に出さないでください、と指定することができます
(noindex: ページをインデックスに登録しないようにする)。
これを自分でやらないとどうなるか。
Googleさんは、これだな、と思う一つの記事を勝手に選んで表示させます。
さらに、ウェブマスターツールのガイドラインには、
”Google でのランキングの操作やユーザーへの偽装を意図した重複コンテンツが表示される可能性が認識された場合も、Google では関係するサイトのインデックス登録とランキングに対して適切な調整を行います。
その場合、該当するサイトはランキングが低下するか、Google インデックスから完全に削除されて検索結果に表示されなくなる可能性があります。”
とあります。
これは何を言ってるかっていうと、
Googleさんが、不正に複製コンテンツを作ったと判断すると
どのページもインデックスから削除しちゃうことがあるよー
ってことですね。
*****
今回は、
「ファンブログの記事を複製してココロデザインに持ってきたけど
不正操作じゃなくて、記事を移動しただけ、移転なんですよ!
ファンブログの記事は、検索に出さなくていいので
ちゃんと、ココロデザインの記事をインデックスしてくださいね♪」
と、Google さんに伝えるために、移転元のファンブログに
メタタグ noindex を書いた、と言うわけなのです。
さらに、ファンブログのサイドバーにも
「移転・記事移動してます」と表示させました。
一般ユーザーに移転と分かるように書いておくと、
Googleさんも、そう認識してくれるようです。
*****
おかげさまで、ココロデザイン各ブログは
検索圏外に跳ばされることもなく、
「ファンブログ雑記帳」は、ブログ名で
公開当日から検索1ページ目、翌日にはTOPに出るようになりました。
ファンブログでの検索人気記事は
「ちびこといっしょ」に、おおむね無事に受け継がれています。
なかなか、うまくいったんじゃないでしょうか。
ほっと、ひと息です。
◆“noindex,follow” robots metaタグを使うのはどんな時?
~海外SEO情報ブログ