誰に何を伝えますか?
私は、過去の自分に向けて、ブログ記事を書いています。
育児に悩んでいた時の自分、
仕事と子育てのバランスに困っていた時の自分、
家族・親族との向き合い方に悩んでいた時の自分、
恋愛に不器用だった頃の自分。
そのころ、自分は何かに悩んでいて、苦しんでいて、
あるいはちょっと困っていて、それを解決したアイディアや、
解決できなくても、ちゃんと乗り越えたり、通り過ぎることが
できたんだよって過去の私に伝えたい。
そして、過去の私と同じように悩む人に何かが伝わればいいと
願ってメッセージを書いているんです。
すごく前のこともあるし、ちょっとだけ前ってこともあります。
あとは、豆知識系ですね。
前に知らなかったけど、これ知って便利だった!
だから私だけではなく、誰かにも役に立つかもしれない、教えたい。
それが原動力になって、私は記事を書くんです。
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ブログを使ってアフィリエイトをする人がいます。
私も、自分のブログに、アフィリエイト広告を貼っています。
私のこの記事を読んだ人に必要かもしれない、と思う
広告を貼っています。
私にとって、アフィリエイトは実験・調査です。
収入は、第一目的ではありません。
私のブログに、どんな層の読者さんが来てくれて、
その後、ネットでどんな買い物をするのか、
そういう市場調査です。
自分の貼った広告から、自分が使ってよかった♪
他の人にもおすすめしたい!って思っている
製品が売れると、もちろんそれは嬉しいものです。
*****
私にとっては、ブログは、広い世界の中の誰かに伝える
私からのメッセージ。
アフィリエイトでお金を得たいと思って
ブログをはじめる人も、たくさんいるようです。
別にそれはそれでいいです。
にわとりか卵かみたいな話です。
でも、そんな人たちが言う言葉。
「何を書いたらいいか分からない」
伝えたい、届けたいことがないんなら、書かなくていいです。
むしろ書くな笑。
まあ、百歩譲って、役に立つかもしれない、
うなづいてくれるかもしれない、
くすって笑ってくれるかもしれない、
心に響くかもしれない記事を書いてください。
ただの娯楽でもいいんです。
でも、人の思うことなんて、分かりませんよね。
ある一つの記事を面白いと思う人もいるし、
まったく面白くない・無意味と思う人がいる、
それは、人それぞれの価値観です。
迷ったら、自分で読んで、自分や過去の自分が読んで
面白いと思うかどうか、考えてみたらどうでしょ?
その人にとって面白くなきゃ、読まずに閉じるよ。
伝えたいことがあるんなら、人にどう思われたって
書きつづければいいじゃない。
ブログって、誰にも気兼ねなく全世界に向けて
情報を発信できる、自己表現ツールでしょ?
私はそう思います。
コメント
何を書いたらいいか分からない、でもお金が欲しいのでバナー貼る、反応ない、なんで人が来ないんだろう?
そこに、はじめたばかりの人を絶えず探している「仲間のフリをした初心者狩り」が応援と称してコメント周りにやって来ます。
「バナーをクリックしました、こっちも来てね、よろしく^^;」
こんな感じでまんまと自分のところの情報商材を踏ませる、そういう流れがファンブログにはありますね。
ずっと詐欺師のターン!
バレエ:ディバインコメディ(第一巻:夢の絵の具)
第一幕
あるところに、絵などに興味はなく、別にな~んにも描きたくない人がいました。
ある日、「絵を描けばだれでも簡単に儲かるぞ、中には億千万稼いでる人もいるらしい」という与太話を聞きつけます。
そして、どうせ与太話だろうと半信半疑ながらもそわそわしたスケベ心を出し、なぜかどういう理由だか知らないけれど、無料で油絵セットとキャンバスを何枚も用意してくれるところをみつけてしまいました!
わくわくして登録したところ、思ったよりもすぐに油絵セットとキャンバスが使えるようになっています。
アメイジング!!
さっそく簡易イーゼルを立てて、まだ真っ白のキャンバスを置いてみました。
「さあ、おれも絵でウハウハに儲けるぞ!」
第二幕
しかし、何をモチーフにどんなものを描こう、何を表現しようなど、まったく考えることはありませんでした。
しかも、絶対にありませんでした。
なぜなら、絵で表現したいものや伝えたいものなどはじめからなかったからです。
とにかくだれでも簡単に儲かるからやりたいだけです。
儲かるならやりたいだけ、儲かるはず。
「…はて?、考えてみると、何を描いていいか、まったくわらんね」
そう云いつつ、モチーフも決めず、構図も決めず、途方に暮れ、そんな状態だから当然下描きすらなくて、何も描けずにいました。
ジリジリとあせり始め、悶々とした日々が始まります。
第三幕
そのうちに、作品は一つもないけど、とりあえず作者の紹介を書いてみようと思いつきます。
世間ではどうも作者紹介を書くように薦めているみたいだったからです。
「性別はアラフォーの糞ヤローです、好きなものは~で、嫌いな食べ物は…、」などなど。
ただしこの紹介文、作品一つない作者に興味を持つ人がいないためか、読まれている気配すらありません。
「…はて?、なぜ読まれないのだろう、おれ人気ないな~、みんなはどうしてるんだろ?」
他人のことばかりが気になりはじめます、悶々とした日々が続きます。
よく考えると、なにを描いていいかわらん以前に、絵を描いたことはなかったのでした。
学んだことも、先人の絵を見てインスパイアされたことも、感動したこともありません。
そもそも、表現したいものや伝えたいものが存在していません。
自称絵の初心者とはいってみたものの、いままで描いてないんだから初心者ではなく未経験者でした。
初心者のコースにさえ立っていなかったのです。
「だけど別に絵の勉強などいらないでしょ、好きなもの描けばいいんだし、だからうまくはないのはわかってるけど、自分流に適当に描くわ!、自分のキャンバスなんだし、自由なんだし!」
しかし、実はその「自分流」もありませんでした、当然行き詰まります。
自由には責任もセットで付いて回ることも知りませんでした。
「あああ~!、なに描いていいかわらん!、どうしよう、どうしよう!」
第四幕
とりあえず何を描いていいかわからないので、キャンバスにチラシを貼付けてみました。
「ふひひ、これで儲かるはずです!、簡単簡単。」
名案がひらめきました!
毎日これを繰り返せばよいのです、そうすれば儲かるはずです。
キャンバスに貼付けたチラシの化粧品は、自分自身は買ったことも使ったこともないけれど
この化粧品が人気があって売れててすごいらしいよ!というようなことを色付きの文字で書いてみました。
「いいって書いとけば、いいって思う人もいるだろう、簡単簡単。」
その夜はワクワクし、報酬が入ったら何を買おうと頭を巡らせているうちに夢の中にたどり着きます。
第五幕
ところが、ひと月たち、二月たち、絵も化粧品も思ったように売れません、思ったように売れないどころか、ほんとうはまったく売れていません。
チラシを貼ったキャンバスを睨みながら、落胆します。
「この絵は、ぜんぜん人気がないな~、なんでだろう?」
しかし、そのキャンバスは絵としての価値はなく、描かれてもいない絵を見たい人もいないのが現実でした。
チラシを貼られたキャンバスを覗きに来るようなもの好きの人もいない。
ましてやその絵のファンになる人も、その絵を買ってくれる人もいないのでした。
「そうだ!、絵を描いたよー、みてみてーってみんなに知らせにいけばいいんだ!」
仲間ってなんですか?
自分の興味のあることを書いている人のブログなら
毎日行けばいいと思います。
でも、相手のブログの内容に関係なく、
コメントをもらったから、訪問してもらったから
お礼を言いに行く、
ポチしてもらったから、ポチ返しに行く、
そんな慣習、なんであるんでしょうね?
そんなのマナーでもなんでもないですよ。
自分の興味のないブログに、毎日ただ、ごあいさつのコメントを書く、
その方がよっぽど失礼だと思うけど、私は。
長編大作がっ!
私の心を動かす絵は、その筆づかいに「描きたい気持ち」が
現れている。
絵を見ると、ああ、この人は、この視線や、このほっぺたのひと塗りや
この衣服のひだや、髪の毛の流れ、指先、この一本の線、この色、
この絵の具をこの形にどうしてもカンバスに置きたかったんだ、と感じる。
どんな絵がいい絵なのかは私には分からない。
でも、私は、計算づくの絵より、画家の
「表現せずにはいられない」という心が溢れて伝わってくる絵が好き。
たぶん、表現方法や画力は、たくさん描くことや
勉強で身についていくものなんだけど、
「表現したい気持ち」っていうのは、なかなか後から
身に付けられるものではないところが難しい。
伝えたい気持ちがあるなら、あとは、
伝わるように表現できているかどうか、
冷静に振り返る必要はあるけどねw
おはようございます。
訪問&コメント&トラックバック有難う御座います。
暖かいお言葉、感謝いたします。
記事も読ませて頂きました。
私は、
「アフィリエイトでお金を得たい」
と思って始めました。
でも、同時に稼げないことも分かっていました。
一応事前に、本を読んだり、ネットで調べたりしていたので。
なので、稼ぐより自由に自分の好きなことを書く事にしました。
でも、根本には、
「アフィリエイトでお金を得たい」
があったので、すごく悩んでしまいました。
「自己表現ツール」
ですね。
私もそうしたいと思います。
本当に、有難う御座います。
これからも、どうぞ、よろしくお願い致します。
第六幕
「みんなに知らせにいけばいいんだ!」名案がひらめきました。
想定しているみんなという対象が思いつかないので、とりあえず与太話を吹き込んでくれた人のところに知らせにいきます。
運良くそこにはそれなりの仲間の数が揃っていました。
しかし、仲間全員、与太を吹き込まれた人たちで、自分と同じような感じの人の集まりでした。
何となくおたがいのキャンバスに貼った広告を全員で見せあいっこする流れになり、来る日も来る日もそれを繰り返しました。
その中で一人、与太話を吹き込んでくれた人だけが少し違う広告を貼っていました。
「たったの5ステップのシンプルな公式であなたの商品は飛ぶように売れます!」
第七幕
「え、マジで!」なんでこの人はそれを教えてくれないんだろう?
しかし、与太を吹き込んだ人はそれについてはあまり語りません、むしろ一度呼んだ仲間には見せようとしていない感じなのです。
セールスの世界で成功し、億万長者になった20世紀最高のモチベーター、世界No.1マーケティングコンサルタント!と紹介されているだけ。
シェー・ボンレスハムが
69.8万円のセミナーで直接語りました!とか、いやもうその人死んでるんですけど?、とは思いません。
もともとそんな人のことは知りませんので。
それよりも、「商品は飛ぶように売れる、そしてそれは、難しいことではありません。」という言葉が気になり、キャンバスに貼られたチラシを読んでみました。
飛ぶように売れるのが難しくないんだから、きっとこの与太を吹き込んだ人って、すごく簡単に飛ぶように売ってるみたいだな…。
それに自分たちよりも何か詳しくいろいろ知っているような感じもします。
コンサルやってるだとかマーケティングだとか、専門知識や経験があるような雰囲気を醸しています。
お客さんに
「NO」と言うよりも、
「YES」と言うほうがハードルが低い
と思ってもらえれば、
あなたの商品は飛ぶように売れます。
そしてそれは、難しいことではありません。
たったの5ステップのシンプルな公式を
学ぶだけでいいのです。
やたらと改行空白が多くて、意味のあることはちょっとしか書いてありません。
でも、「5つのステップで簡単、…と思ってもらえれば、あなたの商品は飛ぶように売れます。」と自信満々に言い切っています。
ますます気になり始めました。
第八幕
買わない理由をなくす5ステップの公式とは?
↓
※無料で公開。xx月/xx日(金)までの期間限定。
http://hogehoge.com/sagi
え?
もうぜんぜん時間がない、考えていたり迷ってる間がないぞ!
でも、いまなら無料で聞かせてもらえるんだね…、これはすごい情報を手に入れた!
心の中で叫び、小躍りしました。
「むはははは!、これで勝つる!!」
自分だけがすごい情報を手に入れたような高揚した気分で気が狂いそうです、飛ぶように売れるんだから!
この先どうなるかはあなたの想像力を働かせてみてください。
故スティーブ・ジョブズはお金が欲しくて事業を始めた人で成功した人というものを見たことがないんだそうです。
Q&A
Q:ディバインコメディとは何ですか?
A:ダンテ・アリギエーリの詩「神曲」に基づくタイトルにしてみただけです。
この先どうなるかのありがちなパターン
・無料なのは宣伝だけで、その先はバックエンドと呼ばれる商品の次々販売が始まる
・メルアドとクレジットカード情報を抜かれている
・屁の役にも立たないバカみたいな怒濤のウンコスパムメールが止まらなくなる
・洗脳セミナーに出て人格が変わり、マルチをはじめどんどん貧乏になっている
・いわれた通りやればやるほど、どんどん貧しくなるので、もっと高いセミナーに行く
・なぜか同情されたり心配されたり情弱とかいわれてけなされるようになる
・5つのステップで簡単に飛ぶように売れるなら、なんで5つのステップで簡単に売らないの?って突っ込まれる
・投資額くらい回収してから死ねよと妻に激しく叱責され家庭崩壊する
お縄 第一幕(第一巻:夢の空箱)
送るものがないのに贈る、贈り物。
箱や包装はものすごく着飾って、すごいものが入っているように見えるのです。
お客さんに向かって送るものがないのに、です。
そして、いかにこの箱がすごいか、を語ります。
この夢の空箱を買うバカが出てくるのです。
それはわたしがしたかったことなのでしょうか。
第二幕
ほら、みてご覧!、この箱はすばらしいでしょ、なんと世界No1の箱なんです。
この箱を持った人著名人がどんどん成功しています、箱の中身を知るには、この無料の~…
そして今回なんと!、あの男が認めた豚吉君がセミナーに登場、この箱がなぜすごいか
その秘密を先着300人に限定公開します。
そして、いかにこの箱がすごいか、を語ります。
この夢の空箱を買うバカが出てくるのです。
それはわたしがしたかったことなのでしょうか。
それはわたしがしたかったことだったのか、なんであのときあんなことばかりやっていたのか
ねえ、経産省のお偉いさんがたよう、生活安全課のデカさんたちよう…
豚吉君は、外に出られなくなり、捕まってはじめて安堵を得、人の心を取り戻しました
おしまい。
ブラヴォー!!!!
あれ、おかしいな、目から熱い液体が・・・。
ランスロットさん、こんにちは。
自分の書きたいことと、成果が一致すればいいですけど
なかなか難しいんですよね。
少なくとも、詐欺商材にはひっかかりませんように。
騙されるのも、騙す側に回るのもしんどいです。
お友達にもお伝えくださいな。
リンク、ノーフォローになんて、しなくていいですよ笑。